ついつい見ちゃう!SNSに「ハマる」カラクリ

・ちょっと時間があるとSNSアプリを開いて見ちゃう

・見たら最後時間が溶けちゃう

・何気ない日常で溶け込みすぎてて気にもしてなかった

こんにちは!Tomoです!今日はSNSの「ハマる」カラクリを大解剖しちゃいます!

もくじ

SNSハマってる人激増中!月間平均利用時間

世界で広く利用されているSNS。

世界の平均利用時間を見てみましょう。

2020年世界の1人あたり月間SNS平均利用時間

出所:App Annie Intelligence

※中国を除く。Androidのみ

今世界で最も平均利用時間が長く使われているSNSはFacebookでした。

お次は日本です。

2020年日本の1人あたり月間SNS平均利用時間

出所:App Annie Intelligence

※Androidのみ

日本では今TikTokが一番利用時間が多いんですね!

中高生の間で爆発的な人気を誇る動画アプリ。

流し見る機能は他のSNSの検索アルゴリズムも変えるほどの人気。

しかし、月間で11時間なんですね。見る人は週間でこれくらいいってそうです。。。

LINEもただのチャットツールではなく、見知らぬ人と話ができるオープンチャットやお店とのやりとりができる公式LINEなど今はさまざまなことができるツールになっていますね!

では実際、この爆発的な人気の裏にどのようなカラクリがあるのでしょうか?

巧妙な設計

SNSにはPOPなデザイン、わかりやすい感覚操作、カラフルな色使いなどの工夫が凝らされています。

これは製作者側が巧妙に仕掛けた意図的なデザインです。

ユーザーに長時間スマホを触ってサービスを利用することを目的に設計されています。

これは企業側の戦略なので見事に乗ってしまっているということですね。

みなさんはUXという言葉をご存知でしょうか?

今や一般化しつつあります。企業もUX設計に力を入れています。

UXデザインとは

どんどん新しい言葉が出てきますね。

私も最初はちんぷんかんぷんでした。。。

UXとはユーザーエクスペリエンスのことで、直訳すると顧客との経験、体験という意味になります。

つまり、UXデザインとは

アプリを使ってくれるユーザーに、どのようなサービスで、どのようなシステム・製品でスマホの中で経験や体験を作っていくか。

という設計です。

SNSでいう「いいね」や「フォロー」などですね!

多くの企業は今、そこに注力しています。

こんなにスマホが普及するとは多くの人が予想しなかった未来です。そしてAIもどんどん賢くなっていく。そんな未来に手軽に手元の端末で普段できない感動体験ができるなら、そんな素敵なことはありませんね。

それを助長したのはコロナ禍のステイホームかもしれません。

そしてもう一つ、UXとセットで覚えていただきたいのがUIデザインです。

UIデザインとは

UIとはユーザーインターフェースのことで、直訳すると顧客との接点、境界線という意味になります。

ちょっと分かりにくいですね。私は分かりにくかったです笑

つまり、UIデザインとは

アプリを使ってくれるユーザーが、どれだけ操作しやすくサービスや製品を使えるかを考え、ページを作ったり、操作方法の動線を考えたり目線を誘導するか。顧客との接点をどれだけ快適に整えるか

という設計です。

これは、すぐに見つけられるように「赤い通知バッチ」を使うなどのデザインのことですね!

そしてUI設計には「Don’t make me think」(ユーザーに考えさせない)感覚的に操作でき、気づいたら説明書なんて見なくても使えてた!そんなデザインが優れたUIである。とされています。

この考え方を見ていただいて分かるように、SNSは「ハマる」ために企業が考え尽くしたデザインになっている。

というワケですね。

ちなみに、UIはUXの一部です。

習慣化の魔力

SNSは習慣に溶け込みます。

それは行動依存を助長させるメカニズムがあるからです。

行動が習慣化する一番簡単で恐ろしい方法は「報酬」を与えることです。

習慣化のサイクルは左の三つのサイクルから引き起こされます。

例えば、

引き金:朝やランチ後、頭をスッキリさせたい。眠くならないようにしたい

行動:コーヒーを飲む

報酬:リラックスでき頭もクリアになり眠気もさめる

この、行動したことにより得られた報酬により、脳は多幸感、陶酔感、快感、高揚感を感じます。

そうすることで、どんどん「ハマって」いき、自分でも自制できなくなっていくのです。

今回、この自制できないことを「習慣化」として紹介していますが、これは依存のメカニズムです。

SNSにはさらに、「いいね」や「フォロー」など、ついつい見てしまう仕掛けがたくさん施してあり、この報酬が得られたり得られなかったりする仕組みはギャンブルと同じです。

そのため、この習慣化の力を使う時には安易に使わず、人生をより良くするために使う。と決め、何か強く達成したい目標のために使うことをオススメします。

「ハマる」カラクリ

・ちょっと時間があるとSNSアプリを開いて見ちゃう

・見たら最後時間が溶けちゃう

・何気ない日常で溶け込みすぎてて気にもしてなかった

このカラクリ、分かっていただけたでしょうか?

  • 巧妙は設計デザイン
  • 習慣化のための報酬という魔力
  • 自制できないギャンブル性
  • ハマるための様々な仕掛け

SNSにはこれらのカラクリが盛りだくさん!

私たちは「ハマらされている」んですね。

そのことを知っていることと、知らないのでは大きく違います。

ハマる仕組みを作る側の思考を持って、活用していきましょう!

Tomo

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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